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今回の塗装とマーキングについて、整理すると以下の通り。
手持ちの資料で判断すると、エルラ製G-5/AS,G-6/ASの基本塗装は工場出荷時、全面76単色仕上げ。
全面７６は高々度使用の塗装で、シュペヒト少佐機 ＜＜＋−（W.Nr.110064）は現地でマーキングを記入後、７６でマーキング部分をオーバースプレー。
戦局の変化に伴い、現地で更に機体上面に７４？/７５？でオーバースプレーを施したと推定。 |
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この時期の工場出荷時、上面の迷彩を施した機体は未見。
エルラ製のスポットは特徴的なので、現地応急迷彩と判別しやすい。
本機のステンシルは細かく記入されているが、全て描き込むとウルサイので適度に省略。 |
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本来、この手の塗りはエアブラシ向きではあるが、筆のコテ塗りでも何とかそれらしく見えるものだね。 |
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全体の塗装パターンは不明で、写真から判別出来るのは、右舷方向舵付近、左舷スピナーからバルケンクロイツまで、あと垂直尾翼部のみなので、らしく塗り上げた。 |
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その他、記録写真を観察した結果疑問が２点。
疑問１．黄帯の有無。疑問２．７６で２回目のオーバースプレーをしたか？
疑問１は、本機（G-5/AS）は黄帯後半取り合い部のオーバースプレーの形で有りに見える。
又、以前の乗機G-5？（W.Nr.不明）で黄帯（G-5/ASと比べて記入位置がやや後ろ）が確認出来ることから有りと判断。 |
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疑問２は２回目のオーバースプレーも、全体にらしく施した。垂直尾翼、水平尾翼など数か所でそれらしきタッチが確認出来るので、オーバースプレーしたと判断。
ただし、全体に施したかは、どちらにもとれるのが悩ましい。気になる点は飛行隊標識であるが、これも当然オーバースプレーしているはずなので、黄帯部分もらしくスポットを施した。 |
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４/３
主翼動翼部は展示保管を考慮して、閉位置で固定。
翼端（上部のみ）、タイヤバルジはフジミを流用。 |
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本機のコクピット内暖気送風管の有無は記録写真から確認出来ないが、手持ちの資料では有りの機体が多いので有りとし、吸入管取付穴を左舷のMG131薬莢排出口手前に開口した。
吸入管は塗装後に取り付ける予定。 |
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翼端下面は強度確保の為、キットのパーツを上面パーツの受けとして外周部にプラ板を巻いた。
また、脚収容庫はタイヤの厚みが増した分彫り込んだ。 |